2025.05.02
産業医科大学 森 晃爾教授が株式会社アイセックの顧問へ就任
株式会社アイセック(代表取締役CEO:木村大地)は、2025年5月1日より、産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健経営学研究室 教授の森 晃爾(もり こうじ)氏が当社顧問に就任したことをお知らせいたします。
森教授は、産業医学、疫学、予防医学、健康政策の分野で長年にわたり教育・研究・実務に従事し、企業における健康経営の推進や、行動変容を科学的に支援する仕組みの社会実装に尽力されてきました。政府・自治体・民間との連携にも積極的に取り組み、学術界と実業界の架け橋として高い評価を受けています。
森 晃爾 教授 コメント
「このたび、新潟を拠点に健康経営の推進に取り組む株式会社アイセックの顧問に就任いたしました。健康経営は、少子高齢化が進む日本において、社会活力の維持・向上を図るための重要な取り組みです。地域に根ざした真摯な実践が、全国に向けた発信力を持つモデルとなることを期待しています。」
森 晃爾 教授 略歴
学歴:
・1986年 産業医科大学医学部卒業
・1990年 同大学院博士課程修了職歴:
・1992年 エッソ石油 医務部長
・2000年 エクソンモービル 医務産業衛生統括部長
・2003年 産業医科大学 産業医実務研修センター所長
・2005年~2010年 産業医科大学副学長
・2012年より現職(産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健経営学研究室 教授)主な役職:
・経済産業省健康経営推進検討会 座長
・公益社団法人日本産業衛生学会 理事長
・ISO/TC283国内審議委員会(安全衛生)委員長
・ISO/TC314国内審議委員会(高齢化社会)委員専門分野:
・産業医学
・産業保健経営学
・労働安全衛生マネジメントシステム著書:
・『健康経営を科学する!実践を成果につなげるためのエビデンス』(大修館書店)
・『企業・健保担当者必携!!成果の上がる健康経営の進め方』(労働調査会)など多数
当社アイセックは、健康寿命延伸を目指し新潟大学医学部内科とともに2019年に設立して以降、医科学的エビデンスベースで企業の健康経営支援を行い、独自のチェックリストに基づく企業の健康づくりの課題を可視化する「健康経営アセスメント」や、紙媒体で管理されていた従業員の健診結果やストレスチェック等をシステム上で統合管理し、ハイリスク者の抽出・フォローアップ・経年比較による健康課題を可視化した「健康管理データベースシステム」の提供、健康経営に関するコンサルティングに取り組んでまいりました。
新潟県内で取り組んでいる、健康経営普及啓発活動や効果検証の「新潟モデル」は、沖縄県をはじめとした、他の自治体でもご依頼が増えております。
森教授の参画により、健康経営推進はもとより、法令遵守や労災対策等も強化すべく、産業医学・予防医学の見地から健康経営施策の妥当性や実効性の検証が可能となり、より効果的で持続可能な健康支援モデルの確立を目指してまいります。