2025.04.12
新潟経済同友会×アイセック「第3回 環境・健康委員会 新潟大学医歯学総合病院視察」開催
株式会社アイセックは、新潟経済同友会 環境・健康委員会とともに、「第3回環境・健康委員会 新潟大学医歯学総合病院視察」を2025年2月28日(金)に開催しました。
本視察は、新潟県を代表する企業経営者が集まり、地域医療の現状を学ぶとともに、健康経営の重要性を深く理解することを目的として実施されました。
新潟経済同友会 環境・健康委員会とは?
新潟経済同友会の環境・健康委員会は、新潟県内の環境保全・健康増進に寄与する政策提言や実践的な取り組みを推進する組織です。
本視察の目的と意義
新潟大学医歯学総合病院(以下、新潟大学病院)は、日本海側初の高度救命救急センターを備え、ドクターヘリを運用するなど、広域救急医療の最前線を担う医療機関です。本視察の目的は、以下の点にあります。
- 企業経営者が地域医療の現状を理解し、産業保健への知見を深める
- 従業員の健康管理や健康経営の具体的な取り組みについて学ぶ
- 地域医療と企業の連携を強化し、新潟の経済発展につなげる
本視察には、新潟県を代表する企業の経営者等、 総勢23名 が参加しました。
視察プログラム
視察は新潟大学ライフイノベーションハブ正面玄関に集合し、以下のスケジュールで実施されました。
1. 院内ツアー
視察では、新潟大学病院長 冨田善彦氏 が案内し、次の施設を見学しました。
- 中央採血室:効率的な採血システムの見学
- ICU(集中治療室):高度医療の最前線を視察
- 救急外来:救急患者への迅速な対応を学ぶ
- 手術部受付:手術前後の患者管理の仕組みを確認
- ドクターヘリ発着場:緊急搬送の流れを体験
2. 病院長による講義
視察後は、新潟大学病院長 冨田氏 より、以下のテーマについてご講演いただきました。
- 「企業における健康経営の推進と健康支援の重要性」
- 「今後の大学病院の運営状況を考える」
3. 質疑応答&集合写真
参加者からは、「企業としてどのように従業員の健康を守るべきか」、「地方における医療の集約、終末医療について」など、具体的な質問が多数寄せられました。
最後に大学病院が運営するコワーキングスペースI-DeA(アイデア)で集合写真を撮影し、視察は終了しました。
※コワーキングスペースI-DeA(アイデア)についての詳細はコチラをクリック
視察を終えて
今回の視察を通じて、参加者からは以下のような感想が寄せられました。
「地域医療の課題を深く理解でき、企業経営においても従業員の健康を守ることの重要性を再認識した」
「普段見学することができない施設が見れた。病院長の講話とあわせて、地域医療の課題やその深刻さを痛感した。」
今後の展望 – 新潟の経済・企業に寄与する取り組みへ
アイセックでは、本視察で得た学びを活かし、新潟経済同友会と連携しながら、今後も、新潟の経済・企業の発展に貢献する企画を行い、地域社会と共に成長していくことを目指します。